TOSHIHIKO
URAHISA

浦久俊彦

主な役職・肩書

文筆家、文化芸術プロデューサー、一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、サラマンカホール音楽監督、三島市文化アドバイザー。

2021年6月現在

主な経歴

1961年9月23日生まれ。幼少期を兵庫県神戸市で暮らし、その後、父親の郷里である山口県下関市に転居。

1980年  高等学校卒業後、フランスに渡る。パリで、作曲、音楽美学、哲学、歴史社会学などを学び、主にフランスを拠点に、音楽、美術などアートの領域だけでなく、M.O.F.(フランス最優秀職人)の支援など、幅広く文化芸術プロデューサーとして活動。
2003年帰国。仲道郁代などのアーティストの企画・制作に携わる。
2007年三井住友海上しらかわホール(名古屋市中区)のエグゼクティブ・ディレクターに就任。
2013年初の単著となる『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮社)を刊行。
2014年浦久俊彦事務所(東京都港区)を設立。
2016年公益財団法人日仏会館文化事業委員に就任(任期二年間)。
『138億年の音楽史』(講談社)を刊行。
一般財団法人欧州日本藝術財団(東京都港区)を設立。代表理事に就任。
2017年サラマンカホール(岐阜県岐阜市)音楽監督に就任。
2018年代官山未来音楽塾をクラブヒルサイドと共催で創設。塾頭に就任。
『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト~パガニーニ伝』(新潮社)を刊行。
2019年静岡県三島市文化アドバイザーに就任。
2020年『フランツ・リストはなぜ~』の韓国語版『フランツ・リスト~ピアニストの誕生』が、韓国で出版される。
『ベートーヴェンと日本人』(新潮社)を刊行。
2021年サラマンカホール音楽監督として企画した『ぎふ未来音楽展2020』が、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞。

2021年6月現在


主な実績

企画・プロデュース事業

● 企画制作を担当した主なアーティスト(過去5年間)

ギドン・クレーメル、マリア・ジョアン・ピリス、ヤノシュ・オレイニチャク、アニエス・ルテステュ、藤村実穂子、仲道郁代、森麻季、舘野泉、一柳慧、山田和樹、金子三勇士、小林沙羅、坂田智樹、近藤嘉宏、諏訪内晶子、小林美恵、渡辺玲子、福間洸太朗、三浦友里恵、新倉瞳、大萩康司、林真理子、出口治明、平野啓一郎、江國香織、星野智幸 ほか多数

● 国際音楽祭の招聘/音楽による国際文化交流事業/世界的な芸術家との共同事業
  • ルネ・マルタン(フランス・プロデューサー)との「ラフォルジュルネ」「ジュルナル」シリーズなど一連の国際音楽祭の日本招聘
  • ジャコバンピアノ国際音楽祭(フランス・トゥール―ズ)の日本招聘(2017年~)。
  • ヴェルサイユ市少年少女合唱団とサラマンカ少年少女合唱団との国際交流コンサート及び親睦会(2017年)。
  • イスラエルのオルガニスト、アレクサンダー・ゴランによるオルガンイベント(2017年)。
  • マリア・ジョアン・ピリスとの若手芸術家育成プログラム「パルティトゥーラ」の日本招聘および日本での開催(2018年)。
  • パリ・オペラ座バレエ・エトワール、アニエス・ルテステュル「美の変貌」日本公演制作、招聘、および札幌、多賀城、岐阜での地域活性化事業として開催。各地での交流イベント。(2019年)
  • ぎふ未来音楽展~音楽から岐阜の未来文化を考える ガラ・コンサートおよびシンポジウム(2018年~)
  • 岐阜県民音楽文化教養講座の開催(2017年~)。
  • ベートーヴェンのひみつ(2016年)、仲道郁代ピアノを語る(2017年)、調律師は語る(2018年)。
  • 日本の伝統音楽・能・狂言、雅楽などとヨーロッパ音楽との融合。サラマンカ能(2018年、能楽師&オルガンの共演によるオリジナル作品)。

書籍・執筆

● 単著(日本国内)
  • 「フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか」(新潮社)
  • 「138億年の音楽史」(講談社)
  • 「悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト~パガニーニ伝」(新潮社)
  • 「ベートーヴェンと日本人」(新潮社)
● 雑誌など
  • 雑誌「ブルータス」:『はじまりの音楽』寄稿(マガジンハウス)
  • 「Richesse(リシェス)」:『大地の音楽』『音楽で巡る鉄道の旅』寄稿(ハースト婦人画報社)&「Rishesse(リシェス)」:『ザルツブルクに魅せられて』寄稿(ハースト婦人画報社)
  • 世田谷美術館・展覧会読本:「ファッション史の愉しみ」寄稿(世田谷美術館)
  • 富士市ロゼシアター広報誌:「ロゼ・クラシックカフェ」連載(2013年~)
  • 電気文化会館会報誌:「踊りの館としてのヴェルサイユ」エッセイ
  • 高崎芸術劇場 ピアソラ生誕100周年記念冊子「ピアソラ万華鏡」責任編集・デザイン・執筆ほか公演パンフレット、広報誌 など多数

その他の過去の主な実績

公演/企画制作

  • 王子ホール「ブックカフェコンサート」
  • ハクジュホール「仲道郁代・ショパンへの道 第1~6回」
  • ハクジュホール「小林美恵・華麗なるヴァイオリンの伝説 6回シリーズ」
  • 東海テレビ放送「本と音楽の素敵な出逢い 平野啓一郎×北村朋幹」(三井住友海上しらかわホール)
  • テレビ金沢「仲道郁代・大作曲家のひみつ~鍵盤の詩人ショパン」(本多の森ホール)
  • フィリアホール「かくも愉しきオペラなるもの 林真理子×ジョン・健・ヌッツォほか」
  • フィリアホール「T&C本と音楽の素敵な出逢い 江國香織×森丘ひろきほか」
  • 栃木県総合文化センター「祭 ザ・ヒストリー 高知よさこい踊り、山下洋輔vs獅子舞」
  • 鎌倉芸術館「『鎌倉音楽文庫』第1~10回「ドビュッシーと鎌倉協奏曲」ほか」
  • 日立市シビックセンター「森麻季『音の美術館』~イタリア美への旅路」
  • 所沢市ミューズ「本と音楽の素敵な出逢い
  • 府中の森芸術劇場「森麻季『音の美術館』~イタリア美への旅路」
  • 三重県文化会館「仲道郁代 クラシックへの扉」
  • 黒崎ひびしんホール「森麻季『音の美術館』~イタリア美への旅路」
  • 三井住友海上しらかわホール「仲道郁代・鍵盤の宇宙 ベートーヴェン 第1~12回」
  • 調布市くすのきホール「おいしいクラシック 第1~10回」
  • 大田区アプリコホール「アプリコ・アフタヌーン・コンサート シリーズ第1~10回」
  • 那須野が原ハーモニーホール「仲道郁代・大作曲家のひみつ~ショパン」
  • やまと芸術文化ホール「舘野泉~こころの音楽」
  • 小金井宮地楽器ホール「舘野泉~こころの音楽」
  • 岡崎市シビックセンター「舘野泉~こころの音楽」
  • 加古川市民会館「羊と鋼の森を歩く ~宮下奈都×金子三勇士」
  • 石川県立音楽堂「羊と鋼の森を歩く ~宮下奈都×金子三勇士×外山洋司」
  • 浦安音楽ホール「羊と鋼の森を歩く ~宮下奈都×金子三勇士×外山洋司」
  • 秋川きららホール「羊と鋼の森を歩く ~宮下奈都×金子三勇士×外山洋司」
  • 「ジャコバン国際ピアノ音楽祭」2018(東京、鎌倉、岐阜)
  • 「現代最高のショパン弾き ヤノシュ・オレイニチャク」2017ツアー(東京ほか5公演)
  • 「映画『戦場のピアニスト』を再び ヤノシュ・オレイニチャク」2018ツアー(東京、横浜、大阪、福島、茨城、愛知、静岡、金沢)
  • ベヒシュタイン・汐留サロン「鍵盤の魔術師フランツ・リスト 第1~3回」
  • 南麻布セントレホール「麻布音楽サロン」

ほか多数

講座・セミナー

  • ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)「朝活コンサート 第1回」(浜離宮朝日ホール)
  • ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)PTNA講座「ピアノのない音楽史」(ピティナ)
  • 国際音楽祭NIPPON「世界的チェリストとめぐる江戸時代と西洋の音楽」(徳川美術館)
  • 多賀城市「王は踊る~ルイ14世からひも解くバレエ・演劇」(宮城県多賀城市図書館)
  • 東急BEセミナー25周年・講座「思わず誰かに話したくなる音楽史」(東急セミナー)
  • 白河コミネス開館1周年・公開講座「138億年の音楽史とコミネスのこれから」(福島県白河市文化交流館コミネス・小ホール)
  • 調布市コミュニティカレッジ「おいしいクラシック第1~6回」(調布市たづくり会館)
  • 多摩市・教養音楽講座「はじまりの音楽~音楽が開く世界への扉1~3回」(パルテノン多摩)
  • 日仏会館「フランス・トゥールーズ/ジャコバン国際ピアノ音楽祭」(日仏会館)
  • ポーランド広報文化センター「ヤノシュ・オレイニチャクとポーランド」(駐日ポーランド共和国大使館)
  • ポーランド広報文化センター「ショパンの午餐」(駐日ポーランド共和国大使館)
  • 静岡市「シベリウス生誕100年with舘野泉」(静岡グランシップ・小ホール)
  • 民音・公開講座「天才モーツァルトの軌跡」(西日本音楽博物館)
  • YAMAHAイベント「超・音楽塾」(ヤマハ銀座店)

ほか多数

2021年6月現在